「今のサーバーが重い」「費用を見直したい」「ConoHa WINGを使ってみたい」――そういった理由でサーバー乗り換えを検討しているなら、まず全体の流れを把握しておくと迷いが少なくなります。
本記事では、他社レンタルサーバーからConoHa WINGへ移行する際の一般的な手順、注意点、費用の目安を整理します。当サイト自身の移行実録ではなく、ConoHa WINGが公開している手順・仕様をもとにした一般ガイドです。料金や機能の詳細は変更される場合があるため、最終確認は公式サイトでお願いします。
乗り換え前に確認しておくこと
移行作業に入る前に、現在の環境を整理しておくとスムーズです。
- 現サーバーの契約期間・解約タイミング:移行完了前に契約が切れると、サイトが表示されなくなるリスクがあります。移行が完全に終わるまで現サーバーは解約しないのが原則です。
- ドメインの管理場所:ドメインを現サーバー会社で取得している場合、ドメイン移管が必要になるか、またはネームサーバーの変更だけで済むかを確認します。
- WordPressのバージョン・プラグイン構成:移行ツールを使う場合も、PHPバージョンの互換性などを事前に確認しておくと安心です。
- メールアカウントの有無:サーバーでメールを運用している場合、メール設定の移行も別途必要になります。
サーバー選びの基準が整理できていない場合は、レンタルサーバーの選び方もあわせて参考にしてください。
ConoHa WINGの乗り換え手順(全体の流れ)
大きな流れは次の4ステップです。
- ConoHa WINGに新規契約してアカウントを作成する
- WordPressかんたん移行ツールでデータをコピーする
- ConoHa WING上で動作確認をする
- ネームサーバー(DNS)を切り替えて本番反映する
以下、各ステップを説明します。
ステップ1:ConoHa WINGに新規契約する
まずConoHa WINGの公式サイトからアカウントを作成し、プランを選択します。
プランは複数の種類が用意されており(名称・内容は変更される場合があります)、個人ブログや小規模サイトであれば下位プランで対応できるケースが多いとされています。料金は契約期間によって異なるため、最新の料金は公式サイトで確認してください。
乗り換えキャンペーンが実施されていることもあるため、申し込み前に公式サイトのキャンペーンページを確認しておくとよいでしょう。
ConoHa WINGの公式サイトで料金・キャンペーンを確認する
ConoHa WINGの基本的な評価や機能については、ConoHa WINGのレビュー記事もあわせてご覧ください。
ステップ2:WordPressかんたん移行ツールでデータをコピーする
ConoHa WINGには「WordPressかんたん移行」という無料の移行ツールが用意されています。対応サーバーであれば、現サーバーのWordPressログイン情報を入力するだけでデータのコピーが完了するとされています(対応状況・利用条件は公式サイトで確認してください)。
かんたん移行の大まかな手順
- ConoHa WINGの管理画面(WING コントロールパネル)にログインする
- 「サイト管理」→「WordPressかんたん移行」を選択する
- 移行元サーバーのWordPress管理画面URLとログイン情報を入力する
- 移行を実行する(サイト規模によって所要時間は変わります)
ツールが対応していないサーバーの場合や、移行に失敗した場合は、プラグイン(All-in-One WP Migrationなど)を使った手動移行が選択肢になります。手動移行は工数がかかる一方、細かい設定を自分でコントロールしやすい利点があります。
移行ツール利用時の注意点
- 移行中も現サーバーのサイトはそのまま公開されているため、基本的に訪問者への影響は生じにくいとされています
- 移行後、ConoHa WING側での動作確認が完了するまでDNSは切り替えないようにします
- データ量が多い場合はタイムアウトが発生することがあります。その場合はサポートへ問い合わせるか、分割して移行する方法を検討します
ステップ3:ConoHa WING上で動作確認をする
DNS切り替え前に、ConoHa WING上でサイトが正常に動作しているかを確認します。
ConoHa WINGでは「確認用URL」や「hostsファイルの書き換え」を使って、DNS変更前にConoHa側のWordPressを確認できるとされています。具体的な方法はConoHa WINGの公式マニュアルに記載されているため、そちらを参照してください。
確認しておきたい主なポイントは以下のとおりです。
- トップページおよび主要な記事ページが正常に表示されるか
- 画像が正しく表示されているか
- プラグインが正常に動作しているか
- お問い合わせフォームなどの機能が動作するか
- SSL(https)が有効になっているか
ステップ4:ネームサーバー(DNS)を切り替える
動作確認が取れたら、ドメインのネームサーバーをConoHa WINGのものに変更します。ネームサーバーの変更先はConoHa WINGの管理画面で確認できます。
DNS変更後、世界中のサーバーに変更が反映されるまで一定の時間がかかるのが一般的です(いわゆる浸透時間)。一般には数十時間程度かかる場合があるとされ、この間、一部のユーザーには旧サーバーのサイトが表示されることがあります。
そのため、DNS切り替え後もしばらくは現サーバーの契約を維持しておくことが推奨されます。浸透がおおむね完了したことを確認してから、現サーバーの解約手続きに進みましょう。
乗り換えにかかる費用の目安
費用の考え方を整理します。いずれも目安であり、最新の料金は各公式サイトで確認してください。
| 費用項目 |
概要 |
備考 |
| ConoHa WINGの契約料金 |
プラン・契約期間によって異なる |
公式サイトで確認。キャンペーン時は割引がある場合あり |
| 現サーバーの残存期間 |
移行完了まで並行稼働が必要 |
解約タイミングに注意。日割り返金の有無は各社で異なる |
| ドメイン移管費用 |
ドメインを現サーバーで取得している場合 |
移管しない(ネームサーバー変更のみ)なら不要 |
| WordPressかんたん移行 |
ConoHa WINGの機能として提供 |
料金・対応状況は公式で確認 |
移行作業自体を自分で行う場合、ツールを使えば追加の作業費用は基本的にかかりません。ただし、サイト規模が大きい・複雑な構成の場合は作業工数が増えます。
ダウンタイムを抑えるためのポイント
手順を丁寧に踏むことで、サイトの停止時間を抑えやすくなります。主なポイントをまとめます。
- DNS切り替えはアクセスの少ない時間帯に行う:深夜や早朝が選ばれることが多いです
- 現サーバーはDNS浸透完了まで解約しない:並行稼働期間を確保します
- 移行前にバックアップを取得しておく:万一の際に復元できる状態にしておきます
- SSL証明書の設定を事前に確認しておく:ConoHa WINGでは無料SSL(Let’s Encrypt)が利用できるとされています。DNS切り替え前に設定状況を確認しておきます
ConoHa WINGでWordPressを始める場合
乗り換えではなく、ConoHa WINGを使って新たにWordPressサイトを立ち上げたい場合は、ConoHa WINGでWordPressを始める手順をまとめた記事も参考にしてください。
まとめ
ConoHa WINGへの乗り換え手順を整理すると、次のようになります。
- 現環境(契約期間・ドメイン管理・メール)を事前確認する
- ConoHa WINGに新規契約する
- WordPressかんたん移行ツール(または手動)でデータをコピーする
- ConoHa WING上で動作確認を行う
- ネームサーバーを切り替え、DNS浸透後に現サーバーを解約する
移行作業は手順に沿って進めれば極端に難しいものではありませんが、DNS浸透の待機時間や現サーバーの解約タイミングを誤ると、サイトが一時的に表示されなくなるリスクがあります。焦らず並行稼働期間を確保することが大切なポイントです。
料金・キャンペーン・対応サーバーの最新情報は公式サイトで確認してから申し込みを進めてください。
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